ワイは毎日型付けをしているから、麻痺してしまっているかもしれない・・・。
一昨日のブログで、ワイの型付けの一部を紹介した写真で、ものすごく色が落ちてしまっているんではないか・・・。とのコメントを頂き、言われてみりゃあれだけを見るとそう思ってしまう人もいるだろうな。と新しい発見!!
ワイのこの湯もみ型付けは、江頭名人からの教えや、名人の愛弟子からのアドバイスを忠実に守り、その上幾度もの経験を積んで今の形になったもんやし、グラブの種類・色・形に応じてお湯につけるグループ(通常3個まで)、順番・温度・タイミング等も常に考えている。
なかなか全てを出してしまう訳にはいかない分、お客さんからしてみれば不安要素にもなってしまうのであろう。
確かに、湯もみ型付けは良い事ばかりではない。
革紐が硬くなる・土手紐部(逆通し下部位)が傷む・受球面や背面にシワがでる・インク刻印が散る・インク刻印が薄くなる。などのデメリットももちろんある。
湯もみ型付けを行う野球専門店として、その長所と短所をキッチリ伝えていかなければならないと再認識することができた。
アリガトウ!!!
しかし、何をもって納得して頂き、購入してもらうか。
オンラインショップを始めて何度か不安メールを頂いた事や、直接お電話を頂いた事もありました。しかし、根っからの熱い男!!ワイの説明により、納得していて頂き購入され、実際にありがたいコメントやメールをもらっている。
ワイの魂込めたグラブがお客さんの所に届き、実際手に取り、使用してみて初めて良さがわかるのではないだろうか?
100%、お客様全員の完全満足と言うのは難しいだろうが、ワイはそれを目指す!!!
クオリティーの高い仕事を目指す!!!
ただワイは、一昨日のブログに登場したグラブのお客さんが不安に感じてしまっているのではないかとそれだけが気がかりだったので、今日はまだ乾燥段階で出来上がってはいないが、例のグラブと新品と、比べてみよう!!!
右が新品・左が型付け中
右が新品・左が型付け中
右が新品・左が型付け中
右が新品・左が型付け中
右が新品・左が型付け中
右が新品・左が型付け中
色が落ちるどころか、より鮮やかになり、紐と本体の個々の色が活きている。
この後まだ最終工程を控えているグラブ達だが、さらにパワーUPして手元に届くから期待してもう少し待っていて下さい。
マジ最高!!激シブ!!!
今日もイケメン達も紹介していこう。
まずはやっぱり。。
右のグラブは背面メッシュの軽量仕上がり。ステッチや革紐、ハミダシや手口部分のこだわりはただ者ではない。
いつもは「野球グラブよりはゴルフクラブ・・・。」「グラブなんか何でも捕れるわ!!」なんて言ってる人なのに、こだわりは人一倍・・・?っと思いきや、以外にグラブをオーダーするのは初めてだったりする。
いつものようにお店に遊びに来てくれて、話しながら何気に手を入れた型付け済グラブの感触がビビッと来たみたいで、その日にオーダー。 何とも珍しいケースだ。
しかし、型付け済のグラブに実際手を入れ、そして欲しい!!と思ってくれたのは、ワイとしてもありがたい話だ。
左のグラブもまた負けじとも劣らない、すご腕イケメンだ。
基本を井端モデルとし、内野手用グラブ。
革紐をあえて芯通しにせず、革本来の白とステッチの白を合わせたというセンスが激シブ!!
ポイントはレザーを統一させ、カラーはSオレンジ×ブラック
一見レッドに見えるけど、実はSオレンジなのだ。
今はまだ仕込み段階で、湯には入っていないので今後の仕上がりにも期待がかかる。
現段階でグラブの状態が非常に素晴らしいので、プレッシャーかかるけどキッチリ仕上げるでー!!
これは凄いで!!
久保田スラッガー完全オーダー(基本型から±1cm大きさを変える場合)の出来上がり。
しかも二つ同時期、しかも左右!!!あんまりない偶然やわ。
右は基本をKSG-SPXとし、長さを+1cm長くしたもの。
なぜにこの大きさにしたのかというと、彼は長身で大柄の上、広い守備範囲を持つ凄い奴なんだが、さらにその守備範囲を広くしたいという希望と、なぜか学校では人よりも大きいグラブを持つのがカッコいい☆なんていう流行り!?みたいなのがあるみたいでこうなった。まぁそりゃデカイわ。
左のグラブは、基本KSG-L7Sを基本とし、マイナス1cm短くしたもの。
型付け加工をした店頭のL7Sを見てかなり感動し、購入も考えたみたが、やはりセカンドを守る彼にとっては少しL7Sは大きすぎたみたいだ。
かと言って25SEでは小さい。っと言う事で出した結果がこうなった。何気にステッチを赤にしとるの気づいた??
この二人、結構自分をもっとってこだわりの激シブグラブを作ったなぁ。
ここからワイの出番や!!
今日もいっちょやりまっか。。。
先日お湯に浸けていた久保田スラッガーのオーダーミットが完成した。
本体カラーがKSブラックなので、光加減で、黒にも紺にも見える。
きっと晴れた日の試合では、紺に白が映えてピッチャーも投げやすいやろなぁ?
仕上がりは・・・・・・・?
完璧!!!!
最高!!!!
ミットは、芯が太い為、工程の中で一番難しいのは乾燥。時間をかけ、ゆっくりと乾かしていかないと型が崩れてしまうのだ。
最近、グラブの注文もだんだん増えてきとるけど、ミット系の注文も増えてきとる様な気がする。
スラッガーのミットは、他メーカーのミットと比べると、とにかく軽い!!
ワイの型付けは、しっかり感を少し残しつつ仕上げるのが特徴。
最終の型付けをするのは、お客様です。、キャッチボールが楽しくなりまっせ!!!
ワイがいつも、湯もみ型付けをする時に、1番のテーマとして常に意識している事・・・・・・・・・・・・。
それは、「グラブを最高の状態にしてお渡しする事。」
どんなグラブでも絶対に妥協はしない。
例えば・・・。
今回も久保田スラッガー硬式完全オーダー(グラブサイズを変更)のグラブ。
入荷して来た時点でチェックし、紐やグリスの入り具合などを見る。
入荷してきたばかりのグラブを細かくチェックする時、ここの部分はもう少し細い皮紐を使った方がエエのに。とか、ここは、もっと太くないと・・・・・・とか、独り言の様にブツブツ工房でしゃべってるらしい。
このグラブの場合、革紐が薄くて土手部の耐久性が不安だ。
というのも、湯もみ型付けという特性上、革や革紐に強く負担がかかる。
ワイの激しい型付けには、ついてこれんやろ!!
そこで!!
迷わず、革紐を入れ替える。
新しい紐と、使われていた紐との差はこんなにある!!
この厚みが必要な部分にはしっかりとした紐を。また、薄い紐が必要な部分には柔軟性がある薄めの紐を使い分ける事によって、見た目の美しさはもちろん、湯もみをするに堪える箇所を作るのもワイの仕事だ。
また、受球面のグリスの状態をチェックする。
問合わせの多い受球面のウキにとても重要な要素である。
グリスは多すぎても少なすぎても捕球感に問題を生じる原因となる。
昔のグラブは、比較的グリスが多く塗られていた為、軽くするために油だし加工を行っていた。しかし、最近スラッガーのグラブは軽量化を求める為に少なくなったような気がする。
やっぱり、お客様にグラブをお渡しするのはワイなので自分が思う最高の形にしてお渡ししたいと言う思いは、昔も今も変わらない・・・。
最近、嬉しい事が幾つかありました。
ちょっとまえでは、ワイのブログを見て岡山県から来店してくれたKさん。
わざわざ来てくれただけあって、こだわりを持った熱い方でした。ワイの型付け加工済のグラブに手を入れるなり「軟式ミズノプロをオーダーします。」といきなり発注!!ビックリしました。
もうすぐ届きます。約束通り、ブログで公開させて頂きます。
息子さんのグラブを購入後、娘さんの注文をいただいたAさん。
ご自分のグラブを注文頂いて、まだ届いてもないのに、今度は息子さんのご注文を頂いたFさん。
久保田スラガーのオーダーをご注文頂いて納品させて頂いて、しばらくたつと、ミズノプロオーダーを本気で検討しているMさん。
北海道からのIさんに、鹿児島からのSさん。
そしていつも応援してくれるみなさん。
本当にありがとうございます。
お会いできない分、ワイは気合入れて、魂込めてやりまっせ!!
おかげさまで型付けも増え、毎日の日課になってくると、腰が痛くなってしまって・・・。三つもした日にゃおじいさんのように歩いてる。
そこで!!台を上げてみた。
こりゃいい!!!
力も入りやすいし、腰も入る。
気合入りまくりで、半袖で大汗・・・。
絶好調や!! バンバン行くでーーー!!!!
ふうぅ。 トントン・・・
よいしょぉぉ
ホイ! 完成!!
やっぱり体が一番!無理は禁物やでぇ。
んー?でもまだちょっと低いかなぁ・・・。
ブロック買ってこ(ー_ー)!!
今日、ワイの所に一本の電話が・・・。
店の従業員の女の子からだったのだが、“店長!!大阪からお客様が来られていますよ!!”・・・と。
何かおもろい事言いよるなぁと思いながら、営業に出ていたワイは、早々に切り上げ飛んで帰ると、ほんまに大阪から朝9時に出て来たという親子が来てくれていた。
聞けば、息子さんがHPを見てくれていて、行きたい!!っと言ってくれたらしい。でもまさか大阪からとは・・・。お父さんお疲れ様です。ホントに嬉しい限りで、益々熱く語ってしもた。
初めて四国へ足を踏み入れたというUさんは、今日は松山で宿泊らしい。ゆっくり道後温泉にでも入って親子水入らず楽しんでいって下さい。
この春高校生になるという少年は、久保田スラッガーに決めてきてたみたいで、KSG-7PSEのDPオレンジの激シブグラブに決めた。
記念に一枚・・・。
そして夜、今度は2つ隣の町からお客さんが。兄弟+家族で。今日は日曜日やし、天気もええからみんな来てくれたんやろな!!
ほんとうに皆さん!!ありがとうございます。お預かりのグラブ達の湯もみ姿、バンバン紹介して行きますので要チェックですよぉ(^o^)丿
今朝の荷物で入ってきたスラッガーグラブの数・・・。以前よりはるかに増えている。。
朝から熱く語ってしもーた・・・。
荷物を開けながら小鉄と型付けの段取りを打ち合わせ。
今日も忙しくなりそうだぞー!!
小鉄も頑張って、ワイの手伝いをしてくれるんだが、時々チェックしながら、教えながら・・・。
小鉄もずいぶんグラブの事を勉強し、詳しくなってきたので、型付けの時もこうやって一緒にやりながら勉強していく。
まだまだこれからやけど、えーもんはもっとるで!!
んがしかし!!いつもはよく喋る二人が、やはり今日は口数少なく黙々と仕事をしていくのであった・・・。
今日出荷出来る人結構おるで!!楽しみに待っててな!!!
今日は久しぶりに縫いPネタで・・・。
そろそろシーズンインになるところが多く、新しいスパイクの購入者が増えてきた。
高校生にもなると、やはり縫いPがほとんどで、“軽い!強い!綺麗!!”がポイントだ。
革底スパイクのみの特権補強方法なもんで、どんなスパイクでも出来るって訳じゃぁない。
スラッガーのスパイクは、非常に軽量であると言う事がポイントなので、その特性を失わない為にも縫いPにする価値はある。
縫いPを始めたら、一気に仕上げていかないとボンドの調整が効かないので、グラブのように段階を踏み、数日に分けてしていく訳にはいかない。
集中してもくもくと・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
ぷはぁーーー 出来た!!
って一気に5足やった訳じゃぁないけど、後はゴム塗り乾燥待ち。
オッケー! 激シブ!!
湯もみ型付けみたいに、半袖大汗!!とはいかないが、細かい手作業の為やっぱり腰にくる。
今日はサウナいこ。。。
このHPにて販売を始めてまだ日も浅い頃にオーダー頂いたお客さん(一期生)のグラブがボチボチ入荷しだした。
今から数か月前になるが、インターネットでオーダー出来るシステムがまだ導入されてなく、(今でもまだなんだが・・・(+o+))何度か電話でやり取りさせてもらったお客さんもいました。その節はすみません。今ではそれも懐かしい。
順番になりますが待ってて下さいよぉ。。
乾燥工程に入ってるグラブもこんな感じ・・・。
ぶーらぶら
鉄人限定グラブも少しずつ出来上がってきているので、オンラインショップの久保田スラッガー鉄人限定グラブの商品も要チェックやで!!
ま・まだもうチョイかかるけど。
今はとりあえず、オーダーのイケメン達をご覧下さい。。。
本日の型付けグラブはミズノK-KLUB限定商品!!
ミズノプロのグラブは革がとてもしっかりしていて、湯もみをしても硬さが残る。
もちろん!!耐久性や使用感からいって決して悪い訳ではない。
だが、型つけ前と変わらない硬さだとボールははじく。。。
そこで、グラブに関節をつけていく過程のなかで、微調整するのだ。
いつものように揉んどいて・・・
微調整。。。
受球面から
背面まで!!
ただただ揉んで叩いてガンガンやっただけなら革を潰しているだけ。
場所によっては力の入れ具合も変え、強弱付けながら少しずつグラブに関節をつけ、魂が込められていくのだ。
っしゃ!!
この後はこちらのコーナーへ・・・。↓
お邪魔しまぁーす。。。
おまっとさんでした!!
最終チェック及び微調整を済ませ、本日出荷致します!!
左に受け流すぅぅ
一度に全部は出荷出来ないが、初代オーダーグラブのKさん・Oさんや、大阪からわざわざ来てくれたUさん達は出荷致します。
最終オイルもバッチリ塗って・・・
あっつ!!今治から兄弟で来て頂いたT弟さんのもバッチリ仕上がりましたよ!!いつでも取りにおいでて下さい。
お兄さんの息子さんのグラブは入荷待ちですので、今しばらくお待ちください。ご迷惑おかけします。。。。
焼印もピシャッと入ってどれも激シブ!!!(>_<)v
皆さんが全国各地でそれぞれの想いを持ち、ワイの型付けしたグラブを使って、汗と涙のいろいろな試合をしている事を思うと、胸が熱くなります。
三島の誠君も今頃は期待と緊張を胸に頑張っている事だろう。
みんな!!頑張って下さいねぇぇぇぇ!!